器工房つなぎ

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いざ!ルーシー・リー展へ

 「ルーシー・リーが山口に来てます」 

 先日、陶芸教室の生徒さんが嬉しげに話してくれました

 私達としたことが、大学時代はこまめに美術館情報をチェックしていたにもかかわらず、最近は
全くといっていいほど怠っていました。反省情報提供してくれた生徒さんに感謝です


 翌日、早速、「ルーシー・リー展」を観につなぎ号をぶっとばして、萩へ行ってきました

 山口県が最後の展覧会巡回地なので、ご興味のある方はお早めに

   リー

 ルーシー・リーといえば、没後の展覧会後、ここ数年で爆発的に人気が出始めた女性陶芸家です

 大学の工房でルーシ・リーを好む同級生がいたので、私も存在は知っていました
もっとも、私は、英国陶芸家バーナード・リーチのほうが好きだったので大して興味を抱かずでしたが。。。

 もちろん、ルーシーの生み出す作品は美しいことには変わりなく、展示会場でも
女性客には特に大人気で、フォルムや色の美しさに歓声が上がっていました。

 主人は、大学院のとき、先生方と調査に行ったイギリスの美術館で、私は、ドイツの美術館で
ルーシーの作品をいくつか目にしていましたが、日本では、今回が初めてでした


 
 
 主人も私も特に気に入ったのが、こちらのスパイラルシリーズの作品でした

             

  
  【スパイラル文花器】 展覧会のパンフレットより

   リー2

 この作品を見たとき、まず私は、「まるで、貴婦人がエレガントに帽子を被っているみたい」
と思いました。

 ルーシーの特徴は、絶妙なバランス感覚だと思います
そして、フォルムもさることながら、この独特な色合い。

 
 ルーシー作品を顕著に示す特徴は、畳付き部分から高台脇にかけての細長い高台ライン


  展覧会のパンフレットより

   りー3

 代表作といえる、このフォルムは、今や多くの陶芸作家を魅了し模倣されています。


 とはいえ、ルーシー・リーは、初めから陶芸家として評価されていたわけではありませんでした。
数々の批評を受けながらも、自分の持ち味を追究し続けたことが結果、功を奏しました。

 私達も、作り手として、憧れる陶芸作家さんだったり、作品はたくさんあります。
しかし、自分たちの境遇だったり、自分たちの持ち味をいつも考えてしまいます。

この展示会を観て、ルーシーの作品を観れたこともとても嬉しく勉強になりましが、
ルーシー自身の持ち味を信じて追究した前向きな姿勢やそれを完成させるまでの努力の軌跡を
観ることができたことが今の自分達への一番の励ましとやる気に繋がったように思います。



 そうそう、偶然にも、私達の新作の作品に良い刺激となる作品にも出会えました

ちなみに私達の新作披露は、もうまもなくを予定しています

 
 


 日本でも美術館や個人所蔵のルーシーの作品はありますが、日本では、なかなかまとまって見ることが
できないので、機会がある方は是非ご覧くださいませ。

       

「ルーシー・リー展」 山口県立萩美術館・浦上記念館


 
 
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