器工房つなぎ

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雨の日の陶芸教室

 梅雨まっただ中

雨の日でも、つなぎの教室の生徒さんは大変熱心に通ってきて下さいます

 たまには生徒さんをお連れして、野外授業もいいかなということで、つなぎ号に生徒さんを
乗せてわいわい皆で行ってきました


 出光美術館  展覧会「茶陶の道」


         茶陶


 本展で中心となって紹介されるのは、中国福建省の陶磁でした。
福建陶磁は、日本の美意識の中で、新しい価値を見いだされ、さらに価値が高まった陶磁器のひとつです

 私は、大学時代に鉄釉の研究をしていたのですが、鉄釉がよく用いられていた時代をもっと
勉強したいと思い最近、鉄釉の神髄となる部分、「茶の湯」が発展していた時代について注目
していたので、本展はとても見応えがありました


 この福建陶磁(南宋時代)は、当初、日用雑器や貿易品の容器などが主流でしたが、日本では
その中の優れたものや日本的な美意識に適うものが、寺院や武家の室礼や喫茶、後には唐物茶陶
として大名たちのなかでも重要な文化要素となっていきます。

 代表的なものは、浙江省北部の天目山の禅寺に留学した僧が持ち帰ったことを由来とする
「天目」茶碗(上の画像の右下の黒い茶碗)。

 

茶の湯が嗜まれた鎌倉~戦国時代は、これらは特に武将たちにもてはやされ、戦乱の世のなかにもかかわらず、
「茶室」という空間をしつらえ親しむことで心の平安を保っていたそうです。

 いまでこそお茶の世界は、男女ともに楽しめるものですが、むかしは、男性の文化であり素養であったという
ことを鑑みると、また違った視点で観ることができてとても興味をそそられました

 
 
 また、展示内容で興味深かったのは、1323年に博多に向かっていた、朝鮮南部の新安沖で沈没した商船の詳細な図面

 図面には、リアルに器の形が描かれていて、本展で展示されている作品と同形のものもありました

 沈没船の資料はまさに、タイムカプセルを開けたみたいに楽しい図面でした
 でも、沈没しなかったら、日本にもっとたくさんの器が伝世していたのだと想像します。もったいないですね



 最後に、蓮さんの花芽の経過を

   花芽

 雨が降ったら、工房に取り込み、花芽の生長を守っております

 
 
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