器工房つなぎ

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【展示会日記】のーてぃす 第五話 多用途な器「そばちょこ」

 八幡西区木屋瀬のピア・スペース のーてぃす さんに於ける展示会「つなぎの器」展も、

本日29日で最終日となりました。

 
 今日は、本展で一番人気だった「そばちょこ」のご紹介を致します。


  【オーガニック珈琲×そばちょこ】

   珈琲そばちょこ

 *ソーサーに乗せられているのは、珈琲やお酒がまろやかになる「竹炭枝マドラー」
こちらも、のーてぃすさんで販売されています




 この「そばちょこ」という言葉。

  私達は、大学から焼物を実技&歴史の両側面から勉強してこれたので、今となっては日常用語ですが、
「そばちょこ」と聞いてもぴんと来ない方は、結構多いのではないでしょうか。

 少し、そばちょこの歴史についてお話しします


 「そばちょこ(蕎麦猪口)」は、江戸時代17世紀ごろには、名前の由来が指し示す「そばの付け汁を入れる」
様な器ではなくて、お膳の向こう側におかずを入れて使うような、いわゆる向付け(むこうづけ)的な用途
上流階級を中心に使われていたようです。

 庶民にとって「便利な器」としてそばちょこが広まり始めるのは、18世紀後半くらい、そば屋ができて
そばの大ブームに乗じ、非常に普及するようになります

 江戸の街中に4千件近いそば屋があったという文献も残されているようで、まさに今で言う
ファーストフード店的な存在
だったとのこと


 19世紀になって、お酒を飲んだり、親しみを持って使われるようになってから、蕎麦猪口の形の物の
普及版が次々に作られていったと、陶磁史研究家は評しています。

  そばちょこの火付け役は、まさに「おそば」
そして、江戸時代からすでに「使い勝手の良い万能な器」として愛されていたことが窺い知れます



   【4色のそばちょこ】

   そばちょこずらり

 そばちょこは、私達も大好きな器なのですが、のーてぃすのオーナーさんも大好きな器と聞いていたので、
今回は、そばちょこをメインに色遊びしてみました
 お客様の一番目に入るようにと、テーブルのセンターに置いたこともあり、一番手に取っていただいた
器であり、一番売れた器でもありました

 
 
 そして、スタッフさんもそばちょこを使ってたくさんのお料理やお飲物を出して下さいました

 目にも触れ、実際に使うことで「そばちょこ」という器に対する信頼を持っていただけたのかなと
思っています!

 実は、展示会の前に「そばちょこがたくさん嫁ぎますように」と二人で願いと目標をを込めていたので、
この成果はとても嬉しいです


 それでは、実際にのーてぃすさんでお使いいただいたメニューのご紹介
   

  【山芋の茶碗蒸し×そばちょこ】

   そばちょこ

 少し濃いめのお出汁がかかった山芋の茶碗蒸し。こちらは、ご飯にかけてもとっても美味しかったです

   そばちょこ3

 この山芋の茶碗蒸しは、一ヶ月のうち、第一・三水曜の二回しか登場しない貴重なメニューなのです
それ以外のときは、「胡麻豆腐」となります。


  【珈琲ゼリーの小さなパフェ×そばちょこ】   

   そばちょこ2

 こちらでは、小さなパフェ用にそばちょこをお使いいただきました


 そして、おかげさまで第一陣のそばちょこさんたちが完売したため、追加で納品させていただきました

   そばチョコ軍団2


  そばちょこは、おそばや素麺のつゆ入れにはもちろんのこと、普段の珈琲やお茶などの
お飲み物にも気軽に使えます

カタチは本当にシンプル。そうでありながら、使い手によって様々な使い方ができる万能な器

 「何か器を買いたいな~」とお考えの皆様には是非、そばちょこをお勧めします
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